コイン比重計算機

推定値 [ 体積: -比重: - ]

参考重量 (同じ体積の場合)

素材 比重 重量
詳しい使い方を見る

このツールについて

この「コイン比重計算機」は、コインやメダルのような薄い円柱形(円盤形)の金属の「直径(mm)」「厚さ(mm)」「重さ(g)」の3つの数値を入力するだけで、比重(推定)を自動で計算するツールです。

計算結果と同時に、金・銀・銅・ニッケルといったコインやメダルでよく使われる金属の比重と、それらが、入力値から計算された体積と同じ場合の重量も併せて表示されます。

どのような用途に使えますか?

注意事項

使い方

使い方は簡単で、「直径」「厚さ」「重さ」の3つの測定値を入力するだけです。コインによっては「ギザ」「リム」「凹凸」を選択すると、より正確な推定の助けになるかもしれません。

  1. 測定
    対象のコインやメダルの「直径」「厚さ」「重さ」の測定値を用意します。自分で測る場合は、以下のようにすると良いでしょう。
    直径 (mm): ノギスなどを使って、円の直径をmm単位で測定します。真円ではない可能性もあるので、角度を変えて何度か測定して平均をとると精度が上がります。
    厚さ (mm): 同様に、厚さをmm単位で測定します。厚さは特に誤差が大きくなりやすいですが、何箇所か測定して平均値をとると多少は精度を上げることができます。
    重さ (g): デジタルスケール等で、重さをグラム単位で測定します。最低でも、0.1g以下の精度のものを使用するのが良いでしょう。
  2. 入力
    測定した「直径」「厚さ」「重さ」の数値を、それぞれ対応する入力欄に入力します。
  3. 結果の確認
    入力するとすぐに計算結果が自動で表示されます。
    推定比重: あなたが入力したコインやメダルの比重です。
  4. 参考表との比較
    「推定比重」の値と、下の「参考重量」の表にある各素材の「比重」を見比べます。
    計算された「推定比重」が参考表の比重と近い場合、その行が自動的に黄色でハイライトされます。

ハイライトの色の意味

ハイライトの黄色の濃さは、推定比重と参考素材の比重との「誤差」に応じて3段階に分かれます。

追加の情報入力

コインの周囲のギザの状態を選びます。「無」以外にすると、ギザの凹み部分を想定して、少しだけ直径を小さくして体積を計算します。

コインのリム(縁)の盛り上がり具合を選びます。「無」以外にすると、リムの高さ分を想定して、厚さを少し減らして体積を計算します。なお、「無」に設定すると、凹凸の全く無いコインとして計算するので、リムの無いコインの場合は、リム以外の部分の厚い部分の状態を選択してみて下さい。

コインの刻印の凸部と凹部の割合がどの程度かを選択します。

参考情報・ヒント

比重計算の精度について(アルキメデスの原理)

このツールはコインやメダルを「完全な円柱(円盤)」を基本として体積を計算していますが、実際には複雑な凹凸(おうとつ)や摩耗、歪みがあり、特に「厚さ」は誤差が大きくなりがちです。そのため、計算される体積や比重は、あくまで「推定値」となります。

より正確に体積や比重を測るには、古代ギリシャのアルキメデスが発見した「アルキメデスの原理」を用いるのが比較的簡単で良い方法です(ただし、水につけても良い場合)。

銀と白銅を見分けるヒント

銀と白銅(銅とニッケルの合金)や洋銀(銅とニッケルと亜鉛の合金)は一見よく似ていて、銀製だと思って入手したメダルやコインが、本当にそうなのかを知りたいことがあります。

上記の方法で比重を測れば確実ですが、水に濡れるのは避けたいということもありますので、そのような場合のヒントとして使える方法をご紹介します。

1. 磁石を滑らせる

銀(Silver1000)は磁石にくっつきません。しかし、強力なネオジム磁石をコインの表面に置いて傾けると、「渦電流(うずでんりゅう)」という現象により、磁石がまるで銀のコインに軽く張り付いているかのようにゆっくりと滑り落ちます。

一方、銅とニッケルの合金である白銅(はくどう)も磁石にはくっつきませんが、この渦電流によるブレーキ効果は銀と比べると非常に小さいため、銀の時とは違って磁石はツルッと滑り落ちます。

この滑り落ちる速度の違いが、素材を推定する一つのヒントになります。

ただし、アルミや銀メッキされた銅などでも大きなブレーキ効果が見られるので、これだけで銀製であると確定することはできません。

2. 音で聞き分ける

一般的に、銀貨は指の腹などに乗せてエッジを別のコインなどで軽く叩いたりすると、「キーン」という高く澄んだ綺麗な音(余韻)が長く続きます。

一見似ている他の金属(白銅や洋銀など)では、これほど澄んだ音がせず、「コツ」という鈍い音がしたり、音が短く途切れたりすることが多いです。

実際には慣れが必要かもしれませんが、これも銀貨の真贋判断の際の伝統的な手法の一つです。